青少年育成への悪影響
2004年・アメリカでの大規模な調査で、「カジノに近い住民ほどカジノをする回数が増え、常連客ほど問題ギャンブラーになる危険が高い」という結果が報告されています。調査によると、カジノ施設から10マイル(≒16km)以内の住民はその外側に住む住人の2倍の依存症となっている、と報告されています。
カジノ推進派の人達は、「雇用が発生する」と喜んでいます。が、逆に、アメリカでは従業員のギャンブル依存の高さが問題となっています(カジノ内の労働者が問題ギャンブラーになる危険性にさらされています)。
つまり、「近くに誘惑(カジノ)がある環境」、というのは良くない事なのです。神奈川県は「未病」を一生懸命訴えていますが、「カジノ施設をつくらない」事が、ギャンブル依存症などの病気や、問題を起こさない為の、一番の解決策です。
家族がギャンブル依存症になったことから母子家庭、貧困家庭になるケースもあります。そうなれば、進学を諦めるなど子供への大きな影響が出ます。あるアメリカのカジノがある地域では、若い世代のカジノ経験率が高く、インターネットカジノの餌食となり、21歳以下でも問題ギャンブラーが拡がっている。という結果が報告されています。
「青少年の健全育成に悪影響がある施設」を横浜の庭先にわざわざ作って欲しくない、という意見。子育てまっただ中の世代の皆さんだけでなく、子育てを終えた、我々の先輩世代の皆さまからも、多数頂いています。