市民の声はどこ?

そもそも、林市長は「横浜へのカジノ誘致は白紙」の立場で当選しました。が、この間、「カジノ誘致の是非」を市民にまったく聞いていません。カジノ推進派が多数を占める議会で相談しているから、間接的に市民の声を聞いている、という詭弁をしています。

その林市長は、2019年8月に突然「カジノ誘致」を表明。横浜へのカジノ誘致ありきで、強引にこの政策を進めています。今後、住民投票を求める横浜市民20万筆の署名をもとに、「カジノの是非を決める横浜市民の会」が12月23日に市長へ住民投票実施の直接請求を求めます。それを受けて、林市長が住民投票条例に「賛成」か「反対」の意見を付して、住民投票の条例案が議会に送る事になっています。が、市長がこの条例案に「反対の意見」を付したら、「市民の声をまったく聞くつもりがない」と言う事になり、大変大きな問題です。しかし、現状、そうなりそうな気配もあります。

 

林市長は10月16日の記者会見で「住民投票実施の場合、その意見に従う」という発言をしました。が、先日(12月9日)の議会では、これとは異なるあやふやな答弁をしています。この点も大きな問題であり、追求が必要です。